ライフスタイル・デザイン企業 21日追稿

こんかいの図像は2010年のイベントで紹介されたものに一部手を加えたものですが、仮称AppleTVがリモコン操作の多くを音声で解決するインターフェースを目指し、図像にあるモニター間をネットにある文字や写真、映画や投稿動画、テレビ放送、新聞・雑誌などを、そのサイズにあった作業方法で途切れることなくリレー式に引き継いで確認できる環境が提供されるのだと思います。

さらにWWDC4つのキーワード前編後編に述べられているようなキーワードから、ライフスタイル・デザイン企業としてのアップルの目指す方向が予想される。

現在はMaciPhone,iPadで構成される主要な製品に何らかの形で仮称AppleTVが加わり、その後、家電用、住宅用、自動車用にと、次なる製品が産み出されるのでしょう。今後、国内でここまで手広くライフ・スタイルをカバーできるメーカーは見当たらない。世界では既存のテレビは18億台普及しているが、ネットを活用できるマックも含むPC群は15億台で、テレビ+ネットを、誰もがより簡単便利に活用できる製品が出来れば、一気にそこに雪崩れ込む寸前にある。

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21日追稿

最初の図像は各機器ごとのマルチモニターですが、一画面にあちこちのシーンを映すウインドウを複数用意するマルチウインドウも可能です。大きい画面はそれが可能でも、小さい画面になるとそうもいかない。ただ、出かける際には大きな画面を持ち出すのは大変。

そうした多様なモニターが身の回りに増えてきますが、どこでも同じルールで使える環境が必要なので、日本のガラケーみたいに機種ごとの操作性で混乱し閉鎖的なのは駄目。さらに多用途の機種が生まれても末端の子供や老人でも迷わず使えるようにするのが理想です。

また、そこに余計なボタンやUSBやその他のポート類もできるだけシンプルに集約することも大事です。iPodに挑戦して敗れ去ったマイクロソフトから今年秋ごろ発売予定のタブレットは社運をかけた製品ですが、20世紀のPC市場の死守優先なのかポストPCへの挑戦かはっきりしない。消費者がどう判断するか注目です!