ものづくり大国・日本とおだてられて墓穴を掘ったのか!?

90年代世界トップレベルの技術大国であった日本の国際競争力は今、世界27位のトホホ!:ものづくり大国・日本とおだてられて墓穴を掘ったのか というタイトルのページがあり、下記のような記述に興味を引かれた。

日本企業の技術系幹部の脳裏に“日本の技術競争力の強み=ものづくり=技術経営”とインプットされてしまったことです。 一方、日本の若者の脳裏には“日本の強み=ものづくり=現場=ブルーカラー”とインプットされてしまったことです。その間、米国はシリコンバレー中心に脱・製造業のハイテク産業を復興させたと言えます。この日米の国家技術戦略の差が、今日、世界市場で大ヒットしているスマート・デバイスの競争力に如実に表れています。

2000年前後、アップルが倒産の危機にあった時期、ソニーが買収かと言うウワサもあり、「自前のOS開発」に前向きだったソニーが買えばいいのにな〜と思った記憶がある。あの当時、NHKの旧ハイビジョン、NTTのニューメディア、国産OSトロン、第五世代コンピューターなども米国の策略に潰されたのだろうか?

巷で、スマホか携帯かの不毛な議論に出くわすが、スマート(賢い)・デバイスとは何かも伝えぬNHKや大手出版社は米国の手先として操られているのかもしれない。本命のスマホやスマートTVを気づかせぬように、ガラケーや地デジに餌付けさせ、気づいた時は手遅れに。その結果が現在かと。

80,90年代でさえ国産PCに何の引力も感じなかったのは、早くにアメリカの次の戦略が耳に入り、OSを握られ、手のひらから飛び出せない国産メーカーの情況に気づいていたから。ソニーが96年前後にマック互換機発売を寸前に控えていたが実現に至らず、あの時点で日本企業がWin95のライバルを育てる切り替えと勇気があればWin Vistaや7の無駄な寄り道もなく、Win 8も10年早く展開させれたでしょうに。
ーーーiPhone登場前の06年の記事ですが「失われた13年」も参照にー中編後編もどうぞーー

こちらには家電に関するシニア意識調査を実施、テレビは画質より使いやすいリモコンという記事ある。「音声操作のリモコン、写真整理の大変さ、BDへのデータ一元化」などの希望はでてるが言ってる内容は幼稚。より高い要望がなければこんごも中途半端で消え去るメーカー品に何回もだまされ続ける。日本製品の多くは周回遅れで世界に置いてかれているのだから。
ーーーユーザーの要求レベルが低すぎるのは新聞・TVの情報操作も理由の一因

赤外線リモコン、FAX、デジカメ、BD、HDD,Win XPなど古い技術が蔓延してるのはまだ日本くらい。寂しい限りです。