レイヤー・デザイン

著名なアップルライターの一人が書いた「WWDC 2013基調講演で最大のニュースは、Macの新OSの名前でもなければ、フラットな見た目の新iOSでも、新しくなったMacBook Airや、世界中を驚かせたMac Proのデザインでもない。」という書き込み記事は注目です。

アップルがWWDC 2013で伝えた「本当に大事なこと」前編 (1/2)
新しいアップルと、デザインが持つ本当の意味 後編 (1/5)

前編、後編と長文ですが時間が許せば是非読んでみてください。アップルのこん後が見えてくると思います。

WWDC以後二つの新OSとiPad AirMac Proらの新製品が登場し、一番知りたかった「アップル」の新時代への主張がこれらの記事から徐々に理解できた。

上の図像から読み取れることとして、iOS 7がWin 8似のフラット・デザインに変わった、とかの記事を目にしますがこちら(19ページ)に紹介されるように、全体的にはレイヤー・デザイン、という捉え方が正解で、もともとのマックがウインドウが重なる多重階層のレイヤー構造に近づいたと思います。

AndroidやWin 8のように、フラットにタイルが移動する感じと違い、デバイスのモニターを大きくしてタイルを増やす方向でなく、小さくとも軽く持ちやすいサイズを維持したままでもボタン・アイコンやデーターの表示を立体的に効果的に配備する解決方法を目指したと考えられます。

マック用OSもMavericksにアップされ、iOS 7との親和性を注目しているが、マウスでなく指先で作業や操作を行う環境から見て、マックもタッチパネル主流の時代。2本や3本指と4本指の違いを読み取って別々な動作が行われ、アップル製品全体のUI統合化が完成に近づいている。

 追稿記事
Pro ラインと iWork から見えてくるもの — Gruber の視点(4)

MacBook Pro の選択
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