・・・一生安泰という考え方は成り立たない
もう今が安泰だから一生安泰という考え方は成り立たない、という記事から。下方に次のような書き込みがあった。
10年前、パソコンは永遠に不滅だと思われており、OSを独占して傲慢なまでに強かったマイクロソフトも、今やかつての栄華はどこにもない。
ウィンドウズは今もパソコン業界では独占しているのだが、パソコンそのものが古いものになってしまっているので、独占も意味がなくなってしまっている。
たった10年でこうなってしまうとは誰も予想しなかった。とありますが・・・・
自分は2000年にはこうなると予感していました。ジョブズが復帰して間もない、iMacの成功で倒産の危機から一息ついた頃です。世界がWindows一色の時代に、アップル一辺倒でぶれなかった理由は、やはり70年代に提示されたアラン・ケイの「ダイナブック」を知っていたからと思う。
当時マイクロソフトはWindows XP系タブレットPCを開発していた。こちらに「未来予測」の勘違い、というページや、次のタブレットPCの歴史などを見ればわかると思いますが、ダイナブックからiPadに至る経過を見ることで、「ペン」は主役じゃなく添え物の一つということが、70年代から分かっていたということです。
そのベースは、画面から何を呼び出したいとき、いちいちペンを探す手間があっては「思索行為」の邪魔になる。当時はまだ指で画面を操作する技術は未完成であったと思うが、「ペンは嫌だなー」と思っていた記憶がある。机の上の鉛筆やペンでも使えたなら別ですが、特定の「ペン」しか使えないのでは、失くしてしまう気遣いが外出先でも付きまとう。
2000年から10年間ほど続いたマイクロソフト社の寄り道は余計だった。