時代に取り残される!?日本のIT 6日追稿

激突対談! 「ITゼネコン」vs.「SIガラパゴス」というタイトルに目が止まる。すでに、(1)ここがヘンだよ! 日本のIT業界(第2回)日米の差を決定づけるものは何?がある。

単にコンピューターの話しと、くくるのではなく、一般生活や社会になくてはならない基盤の変化も読み取れるバブル前後の時代から現在に至る話は、今後を見通す上でも参考になる。

もともと、Win時代が蔓延した日本にいながら、全く別路線のアップル・ユーザーだったせいで、21世紀に凋落した日本の標準文化(Win,Intel)に馴染まずに来た自分は幸運だった一面もある。08年以降、アップル製品を導入する日本の企業が増大してると聞くし、昨年のIBMとの提携も、かって同社製チップを採用した時代と違い、社会のあらゆる現場でアップル製品を採用する企業や医療など、広範な分野に提携の効果が見え始めると思える。

日米の差というより、日本や企業を牽引する人たちや、未来を紹介すべきメディアが「コンピューターは20世紀のモーターのようになる。」ことを理解しないまま、あるいは、目先の儲かっている企業に寄り添うだけの集団と、マックが出て間もない頃(1984年)から、iPhoneApple Watchらしきものが出ることを予測できる情報網の中にいた当時のマックユーザーとでは、運伝の差がある。

今回の対談から、日本の現状と今後さえも想像できるが、B・ゲイツ・グループが今年ようやく、15年前のアップルと同じスタート台に立つ準備が整ったにすぎないいま、旧来のWin環境に馴染んだユーザーが急変する環境について行けるのは何割だろうか。アップルとIBMのチームはすでに、その先への進路を進み始めたというのに。

早速(第3回)目覚めよ!ニッポンのITプロフェッショナルたちが公開されていました。

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